施設・診療案内       
         
  【女性やご高齢の方にもやさしい心配り】       

                 受付
 
 

ゆったりと落ち着いた気分でくつろげる待合室。
他人の視線をできるかぎり気にしないですむように
配慮しております。
おいしいお茶と紅茶を、
ご自由にお飲みいただいています。


   
  【電子カルテ導入】      
 

当院では、平成13年3月の開院当初から、
電子カルテ導入により
待ち時間の短縮、業務の効率化を図り、
正確でわかりやすい医療情報の提供に
努めています。
 

    

                待合室
 
【日帰り手術】
 

通常1〜3週間の入院にて行われている
痔の手術(内痔核根治術、痔瘻根治術など)を、
当院では日帰りにて行っております。
麻酔は注射療法(ジオン注)の場合は
静脈麻酔、痔ろうの場合は腰椎麻酔で行います。
手術時間は注射療法の場合は5〜10分、
痔ろうの場合は20〜30分ほどです。
術後はジオン注の場合はそのまますぐに歩いて
ご帰宅できます。
(痔ろうの場合は2〜4時間ほど)同様に、
鼠径ヘルニア(いわゆる脱腸)の手術も
静脈麻酔+局所麻酔下日帰り手術にて
行っております。


 

                診察室
 
  【肛門の病気】

                手術室




                 回復室
 


内痔核(いぼじ)、痔瘻(あなじ)、裂肛(きれじ)が3大肛門疾患といわれていますが、
その他にもいろいろな症状で悩んでいられる方がたいへん多いのがおしりの病気です。
肛門が痒い、ただれる、しまりが悪い、いつも強い痛みがあるがどこへいっても異常なしといわれる、
おしりにへんなものができてしまったなどなど。
またどうも人にはいえない病気とかはずかしい病気という先入観をもたれ、病院へ行く足もためらいがちに
なってしまうという方が多いようです。
肛門の悩みは迷わず専門の肛門科で診てもらうことが最も重要です。
的確に診断しbestな治療を受ければ症状を悪化させることなく早く治すことができます。
なかにはこわい悪性の病気もあり油断は禁物です。
けっしてはずかしがらず気軽にどんなことでもご相談下さい。
  

  【過敏性腸症候群】    
 

いつもお腹がごろごろする、
おならがですぎてこまっている、
便秘が治らない、下痢や便秘を繰り返している、
すっきりしない、肛門の痛みも伴っている等々、
こういった症状で悩んではいませんか?
腸の器質的な異常がなくとも機能的な異常をきたすことにより、こうしたさまざまな症状を呈する病気を過敏性腸症候群といいます。
じっくりとお話を聞き、必要に応じた検査を行い、その人それぞれにあった薬を処方し、経過を見ながら治療をすすめていきます。
 

    
   

                前処置室
 
   【増え続ける大腸癌】      
 

従来、日本人には胃癌が最も多く、大腸癌は欧米に比べるとむしろ少ない病気でした。
しかし食生活の欧米化に伴い大腸癌は急激に増加しており、2015年には大腸癌罹患数は約127000人に達すると
いわれています。このように発生頻度が急激に増加している大腸癌ですが

かなり進行してくるまでなかなか自覚症状がないことも少なくありません。
当院にても開院以来多くの大腸癌の方が見つかっておりますがその多くは少しおなかが張る、便がなんとなく細い、
時々便に血が混じるといった軽い症状で来られることがほとんどです。
またご自分では痔だと思っていたとおっしゃる直腸癌の方が多いことも特徴です。
一般に大腸癌を発見する方法のひとつとして便の中の血液反応を調べる便潜血検査があります。
検診にて便潜血反応陽性と指摘された場合は特に症状がなくとも必ず、
大腸の精密検査をお受けになることをお勧めします。
  

 
   【大腸内視鏡検査】      
 

大腸癌で人工肛門になったり、命を落とすようなことにならないためにも定期的な大腸検査が重要です。
早期の大腸癌であれば手術をせず内視鏡による治療で治すことができます。
当院では毎日大腸内視鏡検査を行っております。
挿入はいわゆる軸保持挿入法といわれる方法で、腸管を短縮化させながらファイバーのたわみを最小限にして
腸管に強いテンションがかからないように挿入していきます。
軽い鎮静剤も併用しほとんど痛みや苦痛を感じることなく検査を受けられるようにしております。
検査時間は10分ほどです。
病変が見つかれば同時に切除し、日帰りで検査が可能です。
手術が必要となるような病変の場合は、ご本人、ご家族とよくご相談をして最適な後方支援病院へご紹介いたします。
検査控え室には10台のリクライニングチェアーを置き、くつろいだ気分で検査を受けられるよう配慮しております。
 

   
 
   【胃内視鏡検査】    
 

胃の調子が悪い、貧血がある、下血がある、食欲がない、体重減少を認める、
検診で異常を指摘された、以前に潰瘍やポリープを指摘された、
胃や大腸の手術をうけたことがあるなどの場合、胃内視鏡検査を受けることをお勧めします。
検査は通常、軽い鎮静剤を使用し、苦痛のないように行っております。
ポリープなどが見つかった場合は、切除の必要性があると判断したものに対しては
その場で切除を行います。明らかに良性の小さなものであれば細胞検査、
あるいは経過観察のみとなります。潰瘍が認められた場合はピロリ菌の検査をし、
陽性の場合は除菌療法を行います。
胃内視鏡検査は大腸内視鏡検査と同時に行うことも可能です。